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新着情報

初心者にもベテランにも

この講座はもともと、マクロビオティックはじめるコースで、すでに基本を学ばれた方の応用編として制作しました。

しかし、季節にあわせた食事をより細かく提案し、日々の台所に直結した内容であるため、マクロビオティックは実践していないけど、その考え方を知りたい、生活の中にマクロビオティック的な要素を取り入れていきたいという初心者の方に非常にオススメしたいカリキュラムです。

春には春に
冬には冬に適した食事があります。

月2回更新、各回1時間前後、全24回のカリキュラム。
オンデマンドのレクチャーなので、お好きな時に何度でも視聴できます。通勤通学のとき、あるいは台所仕事をしながらラジオのように音声だけ聴いていただくのもオススメです。実践あってのマクロビオティックです。頭でっかちにになりすぎず、「あ、これすぐにできる」という知恵やヒントが見つかるように、毎回工夫してお伝えしています。

お肉との食べ合わせのススメ

例えば、春から初夏にかけては、〈五行説〉の〈木〉に対応するシーズンで、普段以上にお肉は減らしたほうがよい季節。肉は熱をこもらせるので、食べ過ぎていると、暑さに弱くなります。熱がこもると、疲れやすくイライラしやすくなりますし、砂糖とお酒が大量にほしくなる。少しならともかく、沢山の砂糖と沢山のお酒はカラダもココロもアンバランスにして、仕事や家事が楽しくできなくなりますよね。

冬と春では服を変えるように食べものも変える知恵が、〈陰陽五行〉です。 外側は薄着にしていても、体の中にダウンジャケットを着せるような選択をしないように。冬にいくら厚着しても、内側から冷やす食べ方をしないですむように。

動物性が欲しかったら、春は貝や白身魚がおすすめ。
もちろん、動物性食品は、一層、生育環境など質や有害物質に気を配りましょう。
お肉を食べる機会があるときは、おろしやきのこを多く食べ合わせると◎ 
肉を食べる人は水分を多くとりましょう。でもベジタリアンは、水分はとりすぎぬよう。
マクロビオティックには、干し椎茸の煮汁の薬膳もありますが、春は一際役立ちます。

お肉の食べ方も厚切りステーキよりは、茹でてしゃぶしゃぶ、ポン酢おろしや柑橘との方が負担はへります。
マクロビオティックでは、ジャガイモは常食しないとされていますが、お肉とは食べ合わせにおすすめです。肉じゃがは理に適っています。ご飯にも麦を混ぜると一層よく。

今は特に、初夏に向けて、血液やリンパ液が体内でごうごうと早いスピードで流れることが大切。加工品が多かったり、不自然な生活は、それがうまくいかず、肌がくすんだり、イライラしたり疲れやすかったり、肩がこったり。マクロビオティックでいう「陽性過剰」で締まりすぎても、「陰性過剰」で緩み過ぎても、うまくいきません。


そんな風に、食の影響力を知ることは、どんな人にも役立ちます。
食べるときも「体に悪い」とジャッジするのではなく、イノチの恵みをありがたく美味しくいただいてこそ、マクロビオティック。マクロビオティックって、明るいんですよ。オールオッケーな世界観なんです、本当は。ただ、やる人間たちが、なかなかそうできずにしかめっ面になりがちなだけで。
美味しく楽しく大切にいただいた方が、胃液が多く分泌され、消化もいいですよね。

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季節に寄り添う暮らしの知恵

コースでは、そんな食べ方の知恵を沢山ご紹介します。
何を食べるかは本人の自由ですが、知識は正確に。

「玄米菜食」でも春夏秋冬の流れに則っていなかったら、美味しくないし、体を壊します。自称「マクロビオティック」でも、不健康そうな人が少なくないのは、理に適っていない、またはこころ無い食事をしているから。もしくは調理法がよくないから。植物性の加工品・外食ばかり、糖質過多、脂質過多、消化できない食べかた、切り方など。

このコースでは、そうならない、〈陰陽五行〉を具体的に暮らしに活かせるようにお伝えしたいと思っています。初心者の方にとっては、季節に沿った食べ方を、「はじめるコース」受講生の皆さんには「陰陽のバランスをとり中庸」を創る理解を。

望診を学ぼう

もう一つ、コースのお楽しみは、〈望診〉です。
垂れ眉の人とつり眉の人では、どう体質が違うでしょう。塩分を増やした方がいい人はどっち?
たとえば、眉間のしわやハレは、春に関係の深い〈肝臓〉からのSOSです。シミが多い、てかりも肝臓からのメッセージ。肝臓の状態がよくなると、シミや眉間のしわもなくなります。肌のくすみもよくなる。

顔色、むくみ、生理痛、花粉症、いぼやほくろ、毛深さ、便秘、おでこのしわ、唇の形、黒ずみ、肩こり、腰痛・・・・様々なからだの外側の出来事は、からだの内側からのメッセージ。マクロビオティックが面白いのは、食を変わることで顔だちや様々が変わるから。鼻の形、あごの形、目、体臭・・・皆さんがキレイになっていくので、楽しくなるし、ああ、やっぱり正しいんだなと安心できます。

完璧でなくてもいい。

もちろん、時には誘惑に負けたり、お付き合いや、忙しさで食が乱れることは誰しもあります。私ももちろん、ありますあります。だけどそんなときも、体の外側と内側からケアすることで、少しずつ自分の軸ができていくのです。

厳格な治病食や制限食をずーっと続けるのは誰しも無理ですし、その必要はありません。だんだん、「ケの日の食事を調え、ハレの日も上手にハメを外せるように」なればいいのです。
大事なのは、美味しくて理にかなった食卓、こころ豊かなを食事を少しずつ増やしていくこと。

食の情報が膨大な時代。
断片的なあれこれでなく、季節と体に沿った法則に整理しませんか。
考えるのではなく、感じられるように。

人はみな、一人一人違います。体質や年齢、性別にあわせた食べ方はとても大事。お魚や卵が必要な人は食べましょう。味が濃いのがいい人、薄いのがいい人・・・それぞれ違うのです。
忙しい、膨大な物質と情報、欲望が流れていく現代社会で、
家族のからだとこころの小さな瞬きに応えられるのは、家庭の台所だけではないでしょうか。

more3.jpgPhoto: Azusa Shigenobu

台所に立とう

マクロビオティックは、治病食や、社会運動、消費スタイルとして位置付けられることが多かったと思います。
けれど、雲仙に移り住んで今夏で3年。私は〈マクロビオティック〉を〈日常の食卓・台所論〉として提案したいと改めて思っています。でも実は、それは私の初心。スタート地点でした。それに自信を持つのに、ずいぶん遠回りしたような気がします。でも、人生ってそんなものかもしれませんね。

さておき、今の時代、台所仕事、手料理、食はますます大事になり、人々の運命や幸福を大きく分けると思います。
「玄米菜食」は中食・外食中心で、消費的に実践することもできますが、やっぱりそれではマクロビオティックにならない。よっぽど、刺激物があっても何でも、手料理中心のおうちのほうが、「気」がスムーズに流れやすいのは事実です。すると血液循環、リンパの流れ・・・とついてくるんですよね。運動もとても大事です。

砂糖は確かに、常食しない方がいいですが、発汗作用もあります。それに手作りおやつを皆で囲む豊かさ、旬にいっぱいとれる果物をジャムにして保存する働き、など、役立つ場合、必要なときもあります。食物には、働きがあるだけで、イイワルイはありません。

「砂糖は×」だとか「玄米を食べられなかったから玄米せんべいで玄米をとっています」を「マクロビオティック」だとは私は思えないのです。それだったら、白米でいいから、土鍋で炊く美味しさを。手づくりスイーツの喜び。それでいて、「植物性スイーツなら体にいい」という勘違いでなく、本当に陰陽のバランスの取れたスイーツや食べ合わせを工夫したり、運動する知恵を「マクロビオティック」と呼びたいのです。陰陽の世界観、東洋の哲学で知恵なのですから。

誘惑に負けることも勿論ありますし、時々の外食はやっぱり楽しく発見があり私も大好きです。
だけど、食の影響、からだのことをよく知って、自分で決めていくこと。自分次第。日々の台所や生活習慣など地味なことを改善していくこと。東洋の世界観に則って。それがマクロビオティックではないでしょうか。

こんな時代だからこそ

現代はクイック、多忙で、モノが溢れています。
戦前、物質がない桜沢如一先生の時代は、陽性さが必要な時代でした。
久司道夫先生の時代は、陰性さが必要な時代だったと思います。
そして、現代は、再び、モノがあるけどない、競争が激しい、陽性さが必要な時代になっていると思います。温暖化の裏で、ここまで寒冷化がすすむとは想像していませんでした。

そして、これからますます、過去の蓄積を喪い、私たちは今までのやり方では生き残れなくなるでしょう。今までは、先祖代々の食と暮らしによる体力、環境・自然資源がありました。しかし、農薬や生活排水の汚染は地下水脈にたどり着きはじめています。原発のゴミをどうするのか、平均寿命は延びたけれど、個人の体質は弱り、介護育児は難しくなる・・・問題は山積みとなり、ますます私たちを「忙しく」し、対症療法に追い込みます。

けれど、そんな時代だからこそ、台所から、暮らしを作り替えることが、根本解決が、一層大事にならないでしょうか。
もちろん、現代でとても大変です。つい、優先順位の一番下になりがちな台所。つくらないこと前提で動いていて、家事に手をかけていてはとても追いつかない現代社会。

でも、何か、できることはあるはずです。少しの何かを積み重ねたら、自分が変わり、すると必ず周りの状況が変わっていきます。そしたらまた一歩。転んだら起き上がればいいし、完璧を目指さすより、できることをやって余裕をつくっていけばいいと思うのです。

マクロビオティックは、とても面倒くさいです。ですが、そもそも、生きるとか食べるって、多分面倒です。とりあえずクイックコンビニエントに何とかしすぎると、結局後で個々人にふりかかってくる。

かけた時間はかえってきます。
食事にはもちろん、即効性もありますが、コツコツ積み上げた些細なことは、強いものです。そしてそれは、静かな自信(自分への信頼)と自尊心や、食卓を共にした人との絆をもたらしてくれるでしょう。
自己肯定は健康の一番の秘訣。コツコツコツコツ・・・・それには台所仕事は平等です。料理が下手でも大丈夫。巧い料理といい料理って違うのです。

生徒さんもみんな、七転び八起きしまくっています。私自身も失敗体験なら誰にも負けません!転んでもさらに転ぶとぐるっと回って人間起き上がるものだ!というのが会得した真理であります(大笑い)

健康と幸福の礎を、台所からつくっていけるなんて、すごく素敵です。
できることから少しずつ、ご一緒できたら嬉しいです。