会員登録(無料)をする ログイン

動画の閲覧には、
会員登録と、申込みが必要です。

会員登録(無料)をする

日時‖2023年3月5日(火)‖13時30分〜15時30分+質疑応答
場所‖吉祥寺 キチム

正しいことしか許されない時代に「誤る」ことの価値を問う東浩紀さんの『訂正可能性の哲学』と『訂正する力』。この2冊はこの種を蒔くデザイン展を企画させていただいた僕(奥津爾)にとって2023年に読んだ本の中で最も知的興奮にあふれた名著でした。「ひとは誤ったことを訂正しながら生きていく」という言葉は、リスクを恐れ硬直化が進む現代にあって誰もが心に刻むべきパンチラインではないでしょうか。

種や野菜、デザインだけでなくあらゆるものが規格化・標準化されていく時代にあって、真に多様な社会を次代に託すために僕らに何ができるのか。東さんにじっくりとお話を伺いたいと思います。心から楽しみです。

東浩紀
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。著書に『存在論的、郵便的』(第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』、『クォンタム・ファミリーズ』(第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』、『弱いつながり』(紀伊國屋じんぶん大賞2015)、『観光客の哲学』(第71回毎日出版文化賞)、『ゲンロン戦記』、『訂正可能性の哲学』など。

2024.03.08