日程‖2024年3月11日(月)
場所‖横浜 ブラフ18番館
‖第一部‖
佐々木要太郎‖とおの屋 要
鈴木鉄平‖青果ミコト屋
‖第二部‖
福田春美‖Branding Director
福田里香‖菓子研究家
‖第三部‖
宗像誉支夫‖宗像堂
太田久人‖ヴィナイオータ
聞き手‖奥津爾‖タネト
醸造家、料理人、八百屋、菓子研究家、ブランディングディレクター、パン職人、ナチュラルワインのインポーター。それぞれ第一線で活躍する6人が見据えている未来を切り開く仕事、種を蒔く仕事とは。
佐々木要太郎
和のオーベルジュ「とおの屋 要」オーナーシェフ。
1981年岩手県遠野市生まれ。久しく絶えていた在来米「遠野1号」を2002年より復活させ、無農薬無肥料の米作りをスタートさせる。
2003年どぶろく造りをスタート。2011年1日1組限定の古民家オーベルジュ「とおの屋 要」を立ち上げ、発酵料理の提供を始める。その料理とどぶろくが評判を呼び、一般客のみならず、国内外のシェフ、ソムリエ、蔵元などが訪れ、予約の取れない宿に。
「The Japan Times Destination Restaurants 2021 」では、世界の人々のための日本のレストラン10店舗に選ばれ、「The World’s 50Best Discovery」にも選ばれる。
2023年には、世界的美食ガイドとして知られる「Gault &Millau」。
こちらの日本版「Gault &Millau JAPAN 2023」において、全国501店舗の中から「トラディション賞」を受賞。
佐々木要太郎の仕事と哲学をまとめた書籍「遠野キュイジーヌ」が小学館より発売されるなど、世界に向け独自の道を歩んでいる。
鈴木鉄平
「青果ミコト屋」代表
1979年生まれ。3歳までをモスクワで過ごし、帰国後横浜で育つ。
2010年、高校の同級生山代徹と共に「青果ミコト屋」を立ち上げる。
店舗を持たず、全国の畑と食卓を巡る”旅する八百屋”として10年の活動経て、2021年 地元である横浜市青葉区に八百屋の実店舗をオープン。
規格外の青果やロスになる食材を活かしたクラフトアイスクリームのお店「KIKI NATURAL ICECREAM」も併設。
著書に「旅する八百屋」アノニマスタジオがある。
福田春美
ブランディングディレクター(札幌出身)
ライフスタイルストア、ホテル、プロダクト、企業などのブランディングを手掛ける。趣味が料理と旅。著書に自身の生活の様を綴った「ずぼらとこまめ」主婦と生活社がある。
現在、クリンスイの企業ブランディング、ランドセルブランド+CEL、京都のHOTEL MOKSAのブランディング、萩の舸子、百茶一心、鎌倉の古我邸など。24年5月に+CELのストアオープン予定。
22年+CEL工房系ランドセルブランド手がけ、ロゴが民藝の最後の巨匠・柚木沙弥郎氏が担当
22年3月京都・HOTEL MOKSAのディレクション、
22年7月に萩・浜崎本町にできる二ッ櫂船旗プロジェクトのPRディレクションとアドバイザーを担当
福田里香
福岡生まれ。菓子研究家。書籍や雑誌、onlineに掲載するレシピ提供に始まり、食にまつわるモノ・コトのディレクションを手掛ける。雑誌連載には、24年続く『装苑』のフードコラムや『Discover Japan』で第122回を数える連載『民芸お菓子巡礼』等がある。「mikaned」(GNFF)、「サブレ ウィークエンド シトロン」(bbb haus)、「Cheesy Poche」(ZAXFOX)等、企業の商品開発なども手がけ、幅広い食分野で活躍中。著書は『季節の果物でジャムを炊く』、『いちじく好きのためのレシピ』、『民芸お菓子』、『新しいサラダ』等。
宗像誉支夫
1969年生まれ。福島県出身。日本大学農獣医学部応用生物科、琉球大学大学院卒。研究所勤務を経て、画家・陶芸家の與那覇朝大に3年間弟子入り。その後、ふとしたきっかけからパンを焼き始める。家庭用オーブンでパンを焼いて配達するスタイルで3年営業した後、店を構える。
太田久人
1971年生まれ
大学時代のアルバイト先でワインに目覚め、卒業後、イタリアでワインを学ぶ。1998年株式会社ヴィナイオータを創業。現在は輸入業だけでなく本社に隣接した場所に酒屋+商店+食堂である「だだ商店 だだ食堂」も運営。自然というエネルギーを最大限に活かした農業でお米や野菜も育て、人にとってもほかの生き物にとっても居心地の良い場所となることを願って敷地の環境の改善もすすめている。また「ワインは、人である」ということを多くの人に実感してもらうべくVinaiottomanaというイベントも主催。